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なぜネジ子は二年で転職するのか

一つ目の職場は、大学出てすぐ入ったところで、わたしが大学を卒業したのは2004年3月ですが、このときはまだ就職氷河期だったので、正社員の仕事というのはほとんどなかったみたいです。わたしは就職する気がなかったので就職活動をせずに派遣社員になりました。コールセンター的なところで働いていたんですけど、先に生かせるスキルとか知識とかは何一つ身につかないし、なんか気持ち悪い職場だったので一年と数ヶ月いて辞めました。
次の職場でも派遣社員でした。前の職場はコールセンターだったけど、この職場は普通の会社で、わたしは事務をやっていました。客がくれば茶も出すし、コピーもとるし、入力もするし、電話もとるし、なんでもやるよ!というお仕事です。派遣会社から紹介されて条件がよかった(勤務地が新宿で残業が少なかった)から決めた仕事だったんですけど、この会社の社員で全然仕事ができない人がいたんですよ。仕事できないしマジメにやらないし頭もよくない。それなのに都心にマンション持ってるんですよ。独身なのに。彼は同業他社から転職して入ってきて、一年この会社にいて、また別の同業他社に転職していきました。わたしはそれを見て思った。「この業界って、こんなバカで仕事ができない奴でもあんなに給料もらえてしかも転職先に困らないんだ。じゃあわたしもこの仕事をしよう」
かくして同業の会社に正社員で転職することを企てるようになり、当時の彼氏はバンドマン(笑)だったので正社員で就職することには相当反対されましたが(たぶんバンドマン的には「彼女が普通の会社員」というのがイヤだったんだと思う、これが会社員でももうちょっとシャレオツでクリエイティブな職種だったらまだしも、わたしの仕事はかなり堅い職種だし)、結局バンドマンとも別れたので晴れて堅気の人生を歩むことになり、当時未経験でもなんでもいいからとにかく誰か募集!という感じで求人を出していたうちの会社の面接を受けたら受かったので入社しました。
それで今に至るんですけど、入社して一年半、今までのパターンからすると転職を考えるようなタイミング、さすがに転職はしないけど、そろそろ新しいことがしたい。というわけで、異動の希望を出してみようと思います。来年の抱負は、異動すること。そんな人事部まかせな。

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