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東方見聞録

昨日は、同期が「明日彼女に別れ話をするけどたぶん刺されると思うので俺の送別会をしてください」と言うので、お別れ会をしました、東方見聞録では、初夏の新メニューで鰹が出ていたけど、売り切れだったので食べられませんでした、こんなにいつも東方見聞録に通っているのだから鰹くらいとっておいてくれればいいのにと思います。
わたしたちは他人を口先で丸め込むお仕事をしているのですが、これはもう詐欺の練習みたいなもんだよね、という話をしました、わたしは学生の頃とか、自分が人と接するようなタイプの仕事に就く可能性など一ミリも考えられなかったし、たとえば営業とか、死んでもできない、と思っていたけど、今の仕事に就いてから、もうなんでもできるんじゃねえの、と思うようになりました、営業だってできると思います、カウンセラーにだってなれるのではないか、仕事上、業務とは無関係のところで、客の愚痴や苦情を聞いたりすることがあるのですが、自分の仕事が滞るので余計な話は聞きたくないのですけど、とりあえず親身なふりをして話を聞き、共感を示し、この件に関しては会社としては全く役には立てないが、こんなふうにしてみてはどうだろうか?と気休め程度のアドバイスをすると、結構お客さんは喜んでくれます。そういうカウンセラーまがいの顧客対応をするのは、一銭の得にもならないどころかクソ忙しいのに時間だけかかるのですが、個人的には嫌いじゃないです。心にもないことを心底思っているような口ぶりで喋るのは詐欺みたいだけど、でもサービス業ってそういうものだと思います。同期は、今まで彼女と喧嘩をしたことが一度もないけど、それは、仕事柄、「この人はこれを言ったら怒る」というツボがわかるので、それを回避する能力を身につけたためだと思う、と言っていました、もちろん回避せずに相手を怒らせて喜ぶタイプの人もこの職種には多くいます。
ちなみにまわりを見ている限り、この仕事がよくできる人は、普通に喋っていてもものすごく嘘をつきます。話すことのどれが本当でどれが嘘なのかわかりません。わたしもいつか虚言癖を発症するようになるのだろうか。こわい。

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