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クリスマスですね、クリスマスとか正直きょうみないねんけどクリスマスを口実においしいものを食べよう!という主旨で昨日はピザを焼きました、ケーキも焼きました、前菜はスモークサーモンとアボカドをバルサミコでアレしたお洒落なやつです、前菜とかゆうてもうちの彼氏はご飯と言ったら食卓に全部のものが揃って初めてイタダキマース!ゆって食べるもんだと思っているので、ピザが焼けてから食べましたけど、おいしかったです、ピザは粉をこねて生地を作って焼きました、缶詰のカットトマト塗ってマッシュルームとブラックオリーブとベーコンとフレッシュバジルをチーズと一緒に乗せて焼いただけなのにちょうおいしかったですし、ケーキは普通のパウンドケーキのレシピにいま我が家に大量にある奄美大島から送られてきたポンカンを絞った汁とポンカンの皮をすりおろしたのと生姜をおろしたのとシナモンとラム酒を混ぜただけですけどちょうおいしかったです、あとワインも飲みました、ねこのラベルのやつです。最近ワインが好きですが、なにがおいしいのかわからないので大体いつもねこのラベルのを買います、ねこはかわいいし、ねこのラベルのやつはいつもおいしかったです、甘めの白ワインが好きです。
それで何が言いたいかというと、貧乏人は料理をしたほうがいい、ということです、何故ならピザと前菜とケーキを家で作れば千円くらいでできるからです、お金持ちの人はいいんです、おいしいリストランテでイタリア人が作ったイタリア料理を好きなだけ食べればいいじゃない、でもわたしはお金持ちじゃありません、お金持ちでないにも関わらずおいしいイタリア料理が食べたい、クリスマスとイタリア料理は別に関係ないけど洋食の中ではイタリア料理が一番好きなのでいつだってイタリア料理が食べたい、貧乏人にだってイタリア料理を食べる権利はあるはずだ!という権利闘争の末、自炊、という選択肢に落ち着くわけですが、自分で作れば千円で済むので貧乏でもなんとかなります。
ここで料理ができる貧乏人と料理ができない貧乏人の間に格差が生まれてしまうのですが、もう、声を大にして言いたい、「おいしいものが食べたい」という願望を持っている貧乏人は、料理という技術を身につけたほうが絶対にいい。貧乏なまま生活レベルを向上させるには自分で料理をするしかないんですよ。逆に言えばどんなにお金がなくても自分で作ったおいしいご飯を食べていれば毎日なんとなくハッピーな感じになるじゃないですか?
ところで、わたしが生まれて初めて男のために料理をした時のことを書きます。あれは十年くらい前、わたしは二十歳くらいで、当時の彼氏は二歳年上の大学四年生で、十二月で、卒論の締め切りが間近でした。わたしは何故か卒論を書いている彼氏の部屋にいました、はっきりいって完全に邪魔です。徹夜して論文を書いていた男が、「本当に申し訳ないんだけど、何か食べるものを作ってくれない?」と言いました、当時わたしは実家暮らしで全く料理ができなかったので、二人でご飯を食べるときには全部男に作ってもらっていたのですが、彼も切羽詰っていたので、「食べられればなんでもいいから」という感じで頼まれたので、インスタントラーメン(具なし)を作りました。何故具が入っていないかというと、野菜とかをどのように処理して入れるのかがわからなかったからです。
具なしの袋ラーメンを男に食わせていた女が十年経ったらピザを焼けるまでに成長した!というほっこりエピソードですが、料理ができるようになって本当に便利だなあ、と思っています。今日はピザに使ったフレッシュバジルがだいぶ残っているので擂り粉木でアレしてジェノベーゼソースを作ろうかなーと思います。

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