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結婚したときは「結婚しても仕事を辞めないよね?」「でも子どもができたら辞めるよね?」と同僚の女性複数人に聞かれたものですが、実際妊娠してみると、社内外のいろんな人に「仕事はどうするの?」と質問される、ということがわかりました、わたしはつわりはあったけど、入院とかするほどでもなかったし、仕事も特別激務ではないので、普通に働き続けているのですが、あまりにも頻繁に「産んでからも仕事に復帰するの!びっくり!」みたいな反応をされるので(特に同性から)、産休という制度があるのに、出産を機に退職せずに働くことがそんなに特異なことなのだろうか……と不安になってくるほどです、そしてこういう空気があるから、「子どもができたらとりあえず仕事辞めよう」と思う人が一定数いるのかな、と思いました。

結婚したときに、職場での通称は旧姓を使うように手続きしたのですが、同じ頃結婚して改姓した同僚数人から「旧姓のままでもいいんだね、自分もそうすればよかったかも」と言われました。これについても、旧姓を使用するという選択肢にそもそも気づかないんだな、と思いました。わたしはもともと戸籍制度と婚姻制度には疑問を持っていますし、生きてる途中で名前が変わるという理不尽についてもどうかと思うので、理不尽緩和のための策として旧姓を使用する、という選択肢については以前からの学習により把握していましたが、そこまで理不尽に思わなくても、仕事上名前が変わると不便だな、くらいに思う人はいるわけで、でもその程度だと旧姓使用という選択肢までたどり着かないみたいです。

産休についても似たようなもので、産休をとらずに退職した場合のデメリットについてどれだけ精通しているか、ということが分かれ道になるのかもしれない、と思いました、いろんな、女の人生について書かれた小説や小説以外の文章(書籍に限らず、インターネット上のテキストも含む)を読みまくっていると、出産を機に退職した女がいかなる不利益をこうむったか、ということが結構書いてあり、また出産を機に退職しなかったけどその結果として職場からどのような待遇を受けたか、ということも書いてあり、それらの情報を総合し、自分の職場を観察した結果、産休・育休後仕事に復帰しても特に嫌がらせもされず、子どもが三歳までは時短勤務も可、という環境がどれだけ恵まれているか、ということが理解でき、反面、子どもを産んでから再就職となると、いかに弊社でパートタイム勤務であったとしても、子どもが小さいうちは敬遠される(実際パートさんを雇用するときに、採用担当の上長が「面接に来る人は小さい子どものいるお母さんが多く、幼児がいると突発での休みが多くなるからそういう人は採用できず、なかなか適切な人がいない、できれば子どもが中学生高校生くらいの人でないと困る」と漏らしていた)ということもわかり、その結果、退職するメリットが殆どない、という判断に至り、生まれた子どもがとても病弱とか障害があるとかそうした事情でもない限り、少なくともわたしの職場では仕事を続けたほうが絶対にいい、と思うのだけど、どうして同じ職場に勤務している同僚にはそうした判断ができないのか、不思議に思っていました。いつだって情報強者は大勝利です。

また、女の人生について書かれた小説や小説以外のテキストを読みまくっていると、育児ノイローゼのエピソードも結構出てくるので、何年も一日中家にいて言葉も常識も通じない子どもに一人で対峙するなんて絶対無理!という気持ちにもなり、勤労意欲がかきたてられます。あと、「旦那さんが育児に協力的だといいね」とよく言われるのですが、わたしは子どもの頃から女の人生について書かれた小説や小説以外のテキストをあまりにも読みすぎた弊害で、家事や育児に対して協力どころか主体的に動ける男とでなければ絶対に結婚しない、と決意した結果、中学生の頃から末の妹の子守をしながら遊んでいた、生後二週間の甥っ子を預かって世話をしていた、という育児経験の豊富な男性と結婚しました、わたしは新生児など触ったこともないので、子どもが無事に生まれたら頑張りたいと思います。

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