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配偶者のことを主人と呼ぶのが生理的に受け付けない問題

前回、「夫の世話なんかしねーよ」ということを書いたのですが(http://nejiko.hatenadiary.com/entry/2014/07/16/075930)、似たような話で「配偶者のことを主人と呼ぶのが気持ち悪い問題」というのがあります。わたしは夫のことを「主人」と呼んだことはないのですが、正直他人が「うちの主人が……」とか言っているのも気持ち悪い。配偶者の呼称なんて各家庭で好きなものを採用すればいいので、勝手に気持ち悪がっているのも大変失礼な話だとはわかっているのですが、どうしてもダメです、生理的に受け付けない、というやつです。
まあある程度オフィシャルな場面で、女性が配偶者のことを「主人」と表現するのは、「オフィシャルな表現として採用したんだな」と思いますし、あまり言葉の意味合いに敏感でない人だな、と思うだけなのですが、個人的なインターネットなどでわざわざ「主人」と書いている人を見ると「そういう人(結婚に主従関係を持ち込んでおり心の底からそれに疑問を感じない人)なんだなあー」と思います。
わたしは結婚生活に主従関係を持ち込んでいないので、夫のことを「主人」とは呼べないし、オフィシャルな場面でも「夫」と呼べば充分だと思っています。というか、誰かが自分の「主人」であるという状況がちょっと理解できない(奴隷制度を採用していないので)。それにちょっとでも配偶者が上から物を言ってきたとすれば全く我慢できないし、「お前」とか呼ばれたら「オメー誰に向かって物言ってんだ!ぶっ殺すぞ!!!」と言ってしまうと思います(幸い夫は女をお前呼ばわりしないタイプの男なので、わたしも優しい妻でいられます)。
ところで、誤解していただきたくないのは、わたしは決して「妻の方が夫よりも高い立場に立つのがよろしい」とも思っていないということです。前回も書いたけど、「夫婦対等であれかし」と主張すると何故か「女の権利ばかり主張している!」とか「男を尻に敷こうとしている!」とか思われてしまうのです、これは従来女を下の立場に押し込めていた男から見ると「自分がしていたのと同じような仕打ちをされるのでは⁈」と思ってしまうのかもしれません。そういう女もいるかもしれませんが、わたしが言っているのはそういうことではなくて、とにかく「夫婦は対等の立場であるべき」ということです。だから、配偶者のことを「主人」と呼ぶ文化がイヤなのです。

(ただ、夫のことをごく自然に「主人」だと思っているのであれば、ごく自然に「夫のワイシャツにアイロンをかける」「自分の不在時にも夫の食事の心配をする」ということが、そりゃできるであろうなあ、ということはわかります。わたしだって雇われ労働者ですから雇用主から申しつけられた業務はいたしておりますし)

まあこれは自分がイヤなら自分から率先してその呼称を使わないようにすればいいのですけど、困るのが「他人の配偶者をなんと呼ぶか問題」であって、仕事でお客さんと話すときに、「いま話している人は顧客として登録してある名前の人とどのような続柄か」を確認しなければいけない場面が多々あるんですけど、どうしても「○○様の奥様ですか?」あるいは「ご主人様ですか?」と聞かざるを得ない(他に適当な言葉がないので)。また、「いまお電話下さっているのはどなた様ですか?」と聞くと、意識の高いお客様だと「家族です」とか答えて下さるのだけど、こちらとしては、配偶者なのか、子供なのか、その他の同居の親族なのか、そう言ったところをお伺いしたいのでありまして、そこへ「失礼ですが奥様でいらっしゃいますか」と聞かなければならないのは心苦しいので、「改まった場面で使用できる政治的に正しい他人の配偶者を示す呼称」が早く生まれないかなあ、と思っています。



物は言いよう

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