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あなたのお子さんは育てるのが楽そうですね、と言われた話

うちの娘は4歳2ヶ月になるのだが、1年くらい前に、休日の公園でたまたま会ったので一緒に遊んでいた保育園の同じクラスの子のお母さんに、「子ネジちゃんはしっかりしているから、子育ても楽なんじゃない?」と言われたことがある。そのお母さんは数ヶ月後にもまた、全く同じことを言っていたから、よっぽど、楽そうだなーと思っていたのだろう。言われた方の私は、結構びっくりした。

だってうちの娘と言ったら、こんなんだったんである。

このブログを書いたとき、インターネットの見知らぬ人から「子供か親になにか問題があるのでは?」とさえ言われたんだけど、それだけ難儀したので、同じ子供について、「育てるのが楽そう」と言われるとは思っていなくて、びっくりした。

しかし、よその人からみたら、3歳以降のうちの娘は、確かに「楽そう」に見えるかもなあ、と思った。

何しろ、保育園では本当に良い子で優等生である。トイレトレーニングだって、2歳すぎのあたりから園では殆どおもらしもせず、給食はよく食べ、保育参観では大きな声でお返事し、何かもらったらありがとうと言うし、お友達とも喧嘩せず、お迎えに行ったらすぐに支度をして、なかなか帰らないクラスメイトに「早く帰ろうよ〜」と促す。そりゃ楽そうに見えるし、確かに楽なのかもしれない。

実際には、園ではおもらししなくても家ではなかなかオムツが取れなかったし(漏らしはしなくてもオムツを履きたがっていた)、家ではろくにご飯を食べなかったり、保育園では箸を使っているのに、家ではいまだに手づかみで食べていたり、お母さんの膝の上でアーンとしてもらったり、もちろんしょうもないことでグズったり、3歳すぎたら休日全く昼寝をしなかったり、色々あって、それなりに、大変だなあ、と思って子育てしているんだけど、車道に飛び出したりしないし、信号も守るから、やっぱり楽な方なんだろう。でも、かつてのイヤイヤ期の記憶がまだあるので、子育ては楽しいことばっかり!とも思えないし、今だって別に楽だなーとは思えない。「かわいい!」「面白い!」と「勘弁してくれ!」が短いスパンで交互に発現するのが子育て生活だと思う。

ちなみにうちの子は外の社会ではめっちゃかっこつけて優等生ぶっているけど、家では甘えん坊、というタイプなので、家では甘えさせてもまあいっか、と思っており、家の中では、かわいいね、賢いね、すごいね、かっこいいね、とチヤホヤチヤホヤして育てているんだけど、チヤホヤチヤホヤすると娘がニヤニヤしながら満足げに頷くので、面白い。最近のブームは、娘をお姫様抱っこをして「かーわいい!かーわいい!かーわいい!」と掛け声を掛けながらそのへんをぐるぐる回るというやつで、それをやると娘は阿波踊りみたいに手踊りをして大喜びし、「もっとかわいいかわいいしてー!」と要求してくるので本当にかわいいです、自己承認欲求を激しく満たす遊びなので、みんなも子供をチヤホヤするときにやってみてね!
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