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リンダリンダ・ラバーソール

靴を捨てよう、と思った。服に比べると持っている靴の数は全く少ないが、履かないのにとってある靴も多く、ために新しく買った靴が収納できず、仕方なく玄関にそのまま置いてあり、猫にゲロを吐かれるなどしているわけで、履かないのであれば捨てたほうがよい。と決心するまで何年かかっただろう。でも散々履いて底材がつま先からはがれかかっている靴とか、捨てても誰も怒らないと思うんだ。
それにしても何故ラバーソールにはカビが生えるのだろう。大塚さんも泉田くんも、ラバーソールにカビが生えたといっていた。何故ラバーソールにだけカビが生えるのか。わたしにもラバーソールを履いていた時代があった。大学生の頃は毎日ラバーソールを履いて学校に行っていた。なつかしいなあ。あの頃はなぜかパンクス気取りで、セクシーダイナマイトロンドンのTシャツに赤いタータンチェックのボンテージ風のミニスカートを合わせて足元はボーダー柄のハイソックスにラバーソール。うわあ恥ずかしいしにたいなんでそんな格好してたんだ。いまではセクシーダイナマイトロンドンのTシャツなど部屋着ですよ、今もちょうど着ている。
それでそんな青春の遺物、カビの生えたラバーソールが、いまだに靴箱にあって、もうかれこれ三年は履いてないと思うんですけど、いまもあって、でも、カビ生えてるし、もう履かないよなあ、ラバーソールは、でもそれ言ったらこのドクターマーチンの赤いヘビ柄のブーツも、履かないよなあ、でもこっちはカビ生えてないしなあ。というわけで、ラバーソールのほうは捨てることにしました。同じく青春の遺物であるマーチンのブーツは、とりあえずとっておいてみます。

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