赤ん坊が生まれるとものすごくいろんなモノが必要になり、一瞬で必要なくなってゆきます。赤ん坊について全く興味がなく、身近に子持ちの人も少なかったので、どういうモノがあるとよいのかさっぱりわからず、得意のインターネットで調べるしかなかったのですが、これからベビー用品を揃える人の参考になればと思い、使用したものの感想を書いておきます。死ぬほど長いので、余命いくばくもない等、お忙しい方は読まないほうがいいと思います。
ベビー用品は何を買えばいいのか全然わからなくてこのムックを買い、そこに書いてあるとおりに選びました。これ以外にもモノクロのベストバイなんとかかんとかのやつを見てモノクロが薦めてくる商品を買っています。モノクロ信者です。
別にわざわざ買って読まなくてもインターネットで集められそうな情報ばかりという気もしますが、妊婦は頭が悪くなるので紙面にまとまっていると便利でした。「出産するときに一時金が健保から出る」「育休とると育児休業給付金が雇用保険から出る」「産後は子どもを夫婦のうち高所得のほうの健康保険の扶養に入れる」「児童手当の手続きを忘れずにやる。児童手当の受取口座は夫婦のうち高所得のほうの名義でなければならない」などということを理解していれば別に買って読むほどのものではないかもしれません。ちなみにうちは世帯主は夫ですが所得はわたしのほうが高いので、子どもはわたしの健保の扶養に入っており、児童手当もわたしの口座で受け取っているのですが、役所の人は夫=世帯主=妻より高所得と思っているので、妻が児童手当を受け取っていると聞くと混乱するみたいで面倒くさいです。
育児書はこれ一冊(というか三冊)しか持っていません。たまに該当の月齢の箇所を読んでいますが、「離乳食だからといって、特別の料理を作らねばならないと、かたくるしく考えることはない」「離乳食献立として、料理の本にかいてあるものは、手のこんだものがおおい。おろし金にかけるとか、すり鉢ですりつぶすとか、裏ごしをするとかいう料理である。あれは、子どもを育てている母親の経験からかいたものではなく、料理の先生が発案したものだ」「なるべく、そんな道具をつかわないで、熱湯をかけたいちごスプーンの背でつぶすということにしたい」等と書いてあるので心強い。赤ん坊とか触ったこともなかったけど、基本的には満腹にさせて下の世話をして一緒に遊んでいれば赤ん坊は勝手に大きくなっていくので、そんなにいちいち育児書を参照しなくても大丈夫です。
合わせて読みたい:
松田道雄ふうに書き込むスレ
離乳食の本を一応買ったけど、全然本の通りに進まないので、あんまり参考にはならないけど、でもやっぱり一冊用意しておいて月齢ごとに与えてはダメな食品とか確認しておくといいです。
授乳の時間をコントロールすることで低月齢から赤ちゃんの生活リズムをつけ、夜通し眠れるようにする、という趣旨の本です。妊娠中に読んで是非実践しようと思っていましたが、生まれてみるとうちの娘は低月齢のうちから昼夜の区別がついているかのように夜まとめて寝るタイプだったので、結局実践できませんでした。でもあらかじめ読んでおいてよかったなあーと思いました。
最初スリングを買ったのですが、新生児の状態では全くうまく使えず、更にスリングに入れたところでウンチをされるということが二回ほどあり、このままでは一ヶ月検診に行けなくて死ぬ、と絶望して、
2ちゃんねるで「神」と絶賛されていたビョルンの抱っこ紐を買いました。夏なのでエアー。化繊のメッシュ素材でできているので真夏でもそんなに暑くなく、グニャグニャの新生児でもなんの工夫もなく抱っこできてとても便利でした。装着も簡単だし、抱っこしてて眠った子どもを布団におろすのもすごく簡単です、腰ベルトがついていないので体重が重くなるとつらいのですが、首がすわるまではこれを使いました。便利だったけど三ヶ月しか使わなかったので、中古を買えばよかった、とも思いました。
腰ベルトつきの抱っこ紐が欲しくていろいろ迷いましたが、ベコバタフライ2にしました。インターネットの情報を総合すると、エルゴかベコかマンジュカかコランを買えばとりあえず問題なし、ということだったので、見た目がカッコイイやつにしました。ベコバタは赤ちゃんを二枚の布で挟んで抱っこやおんぶをする構造で、そのためリュックを背負うように簡単におんぶができ、すごく便利です。新生児から使えるようにインサートがついていますが、新生児期に使っていないのでうまく使えるかは不明。
うちで買ったベビーラックはコンビの中古のやつだったのですが、ベビーラックはすごく便利です。電動スイング機能はないけど、手動で揺れるようになっています。実際には揺らしてもあまり寝なかったので、スイング機能はどうでもいいのですが、低月齢のうちは上に寝かせておき、そのままオムツも替えられるし、首が座ってきたらベルトで固定して椅子にして座らせると視界が変わって機嫌がよくなったりするし、一人でお風呂に入れるときには脱衣所にラックを置いてバスタオルを敷いておき、赤子をその上に寝かせて身体を拭く、という使い方もできるし、離乳食が始まる頃にはテーブルをつけて椅子として使えるし、あと、低月齢の赤子をラックに寝かせて他の部屋へ移動させるときの様子がストレッチャーに乗せられて手術室へ運ばれる患者みたいなので、「先生!うちの子を、どうかよろしくお願いします!」「最善を尽くします、お母さんはどうか、手術の成功を祈っていてください」等と夫婦で小芝居を打つこともできて大変便利です。
お祝いで頂きました。首がすわった頃から使えるので、四ヶ月くらいの頃に座らせてみたらグラグラしていたけど、首がしっかりしてくると、機嫌よく座っておもちゃを持って遊んだりします。首がすわったけど寝返りはできず自力で身動きがとれない時期はただ寝かせておくだけだとすぐに飽きてグズるのですが、バンボに座らせておくと長くて十五分くらい間が持ちます。その間に家事をします。あと何故かバンボに座らせるとウンチをすることが多いです。うちは現在八ヶ月で自力でお座りできるのであまりバンボは使わなくなりましたが、一人でお風呂に入れるときは、バンボを浴室に持ち込んで座らせるのに使っています。
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折りたたみができるベビーバスです。狭小住宅に住んでいたため、使用後畳んでおけるのはありがたかったし、空気を入れてふくらますやつよりも使いやすいのではないでしょうか。けっこう大きめサイズだったので、二ヶ月いっぱいくらいまで使いましたが、普通はベビーバスは生後一ヶ月の間くらいしか使わないものなので、わざわざ買うほどでもなかったなあ、という感じです。一歳くらいなら夏の水遊びにも使えそう。今住んでる家は洗面台が大きいので、二人目は洗面台で洗いたいです。
インターネットの友達に頂きました。このプーさんのやつは折りたためるので、出産当時狭小住宅に住んでいたネジ家では大変便利でした。四ヶ月くらいの頃から寝かせると手を伸ばしておもちゃ(プーとティガーとイーヨーのぬいぐるみ状のラトルがマジックテープでバーからぶらさがっている)を触るようになり、そのうちむしりとっては100エーカーの森を丸裸にするようになりましたので、「100エーカーの森が破壊される〜」「破壊神が目覚めたのじゃ〜」と100エーカーの森の住人たちのアテレコをして遊んでいます。あと付属の授乳クッションは、フワフワなので授乳クッションとしてはいまいちですが、お座りが始まった頃のひっくり返り防止に役立ちました。これ一つあれば他の市販のおもちゃがなくても充分遊べる感じですし、折りたたんでおくと猫が入り込んで巣にしているので、家族みんなで重宝しています。
お祝いにリクエストして頂きました。実際使ってみると、ぬるいお湯を湯船いっぱいにためなければならないため水道代がかかりそうだし、遊ばせたいのは山々だけどお風呂のときにそこまで時間がとれない、ぬるいお湯で泳がせるので冬はあがったとき寒い、などの理由により最近はあまり使っていません。
生後二ヶ月くらいの頃、「童謡を歌ってやると喜ぶ」ということがわかったので、いろいろな童謡を歌っていたのですが、レパートリーが少ないので、本を一冊買いました。二ヶ月くらいだとおもちゃで遊ぶこともできず、高い高いもできず、絵本を読んでも無反応で虚空を眺めるだけの人生なので、上空にメリーを吊るすことと、歌を歌うことくらいしか遊びができません。長年細々と続けていたAmazonの
アフィリエイトの報酬が、やっと支払いされるくらいの額まで溜まって
Amazonギフト券を手に入れたので、
アフィリエイト収入で購入しました。今後も
アフィリエイト収入があれば娘の知育に役立つものを購入したいと思いますのでよろしくお願いします。
ベビー服にそんなに大金をかけることはできないので、あまり高いものは買っていないのですが(一番高くてGAP)、低価格帯のものをいろいろ買ってとりあえずわかったのは「肌着はユニクロのクルーネックボディが一番いい」ということです。二枚で990円、ワンシーズン着用と洗濯を繰り返してもゴワついたり毛玉ができたりしないし、伸縮性がよいので身体が大きくなっても着られるし、なんでかわかんないけどウンチがオムツから漏れてもこの肌着だと上に着てる服まで染みないのです。生地がかなりしっかりしてるので、夏場は肌着としては暑そうだけど、夏になると綿100%でメッシュのやつが出るのでそれを着るのがよさそう。柄も無地とシンプルなパターン柄のセットで使いやすいし、五月生まれのうちの娘には夏の間ずっとこのユニクロ肌着を着せていたので、いま写真を見返すと全部で二種類の服しか着ておらず、申し訳ないことをした、と思っています。
就寝時と外出時は紙オムツ、それ以外は布オムツと使い分けています。布オムツのメリットは低コスト、ゴミが出ないこと、買い足さなくていいこと、デメリットはオムツが濡れているかどうかのチェックを三十分〜一時間に一回はしなければいけないこと、洗濯の手間がかかること、など。布オムツのときにウンチをしてくれると、洗う手間はかかるけど、オムツのゴミが臭くて困る、ということはないので、オムツを真空パックにする機械とかが不要ですが、手間がかかることは間違いないので、「手間もコストだ!」というタイプの人にはお勧めできません。布をたくさん洗いたい人にお勧め。布オムツには成型オムツと輪オムツがあるけど、成型のほうはすごく乾きにくいので、わたしは輪オムツを二十枚用意して毎日洗濯して使っています。
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布オムツの上に敷くライナー、使い捨てのやつもあるけど、洗って使うメッシュのやつを使っています。これをつけているとウンチをしてもオムツ本体にあまりつかなくて洗濯が楽。でもいちいちライナーをつけてオムツを装着するのが面倒。そしてライナーをつけなかったときに限ってウンチをする。そんなロシアンルーレットみたいな生活が堪能できます。
50-60のオムツカバーを四枚用意していたけど、すぐにサイズアウトしてしまい、このまま数ヶ月に一度オムツカバーがサイズアウトして全とっかえしなければいけないのか……!と絶望してワンサイズオムツカバーを買いました。実際には、70以降はそんなにズンドコ大きくなるわけではないのだけど、ワンサイズのやつは、便利です。また八ヶ月の現在となっては、オムツ替えのたびに大暴れするため、テープ方式のオムツを装着することが困難となっており、パンツタイプのオムツカバーに切り替えようと思っています。なのでいくらワンサイズだからといってオムツ卒業まで使えるくらい大量に買い込んだりしなくてよかった、と思いました。
最初は森永のE赤ちゃんというペプチドミルクをあげてたのですが、産後数ヶ月でその森永から「エコらくパック」というのが発売されたので、缶のやつを買わずにエコらくパックを買うようになりました。缶のゴミも計量スプーンのゴミもでないので便利です。350gなので完ミであればすぐになくなる量なのですが、母乳メインであまりミルクを飲まない子だと減りが遅くて湿気とかがちょっと心配な感じもします。
らくらくキューブも便利です。普通のミルクだと計量するのに11杯とか数えなきゃいけないのですが、数えている時に夫から「EXILEって何人だっけ?12人?」とか聞かれると何杯入れたかわからなくなるけど、キューブだったら何個入っているか数えればいいので簡単です。EXILEが何人いるかは知りません。
哺乳瓶は母乳実感にしました。先述のモノクロのムックに「哺乳瓶は母乳実感一択」と書いてあったからです。
ピジョンの創業者が1000人分のおっぱいを吸って哺乳瓶の乳首を開発した、というエピソードを聞いて、その努力の末に「母乳実感」があるのだなあ、ありがたいなあ、と思いました。
妊娠初期にすごい腰痛に襲われて以来、妊娠中はずっとトコちゃんベルトをしていました。トコちゃんベルトを考案した人はちょっとトンデモっぽいのですが、ベルト自体は大変役に立ちました。本当は産後も骨盤の引き締めにトコベルをつけるのがよいらしいのですが、帝王切開だったため、傷が痛くて、結局産後は使いませんでした。妊婦じゃなくても普通の腰痛にも使えそうです。
妊娠後期に腹が大きくて夜眠れず、抱きまくらを買いました。端にスナップがついていて授乳クッションにもなる細長いやつで一番安いやつを買い、妊娠中は夜寝る時に、産後は授乳クッションとして活躍したのですが、部屋にウンコみたいな形状のだっせえクッションがずっと置いてあることがつらくなり、高くてももっとオシャレなやつを買えばよかった……と思ったけど、実際にはトータルで四ヶ月くらいしか使わなかったので、安いやつでよかった、と思いました。
子どもは三人くらい産むとコスパ高そうだなあ、と思いました。