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トイレトレーニングの終焉

3歳6ヶ月にして、娘のオムツが外れた。たまに失敗もするが、外れた、と言って差し支えないと思う。
トイレトレーニングのために何をしたか、というと、私は大して何もしていないが、保育園では0歳クラスの頃から「お座りできるようになったら時間を決めておまるに座らせています」ということであった。1歳クラスの途中からだったか、昼間はお昼寝以外の9時から15時くらいまでオムツでなくパンツで過ごします、ということになり、娘はあんまりおもらしもすることなく、2歳くらいの頃から保育園ではトイレに行けているようだった。だから私はオムツなんてすぐに外れるだろう、と思っていた。

2歳クラスに進級すると、朝登園したらパンツに履き替え、トイレに行かせてから預ける、という朝の儀式が加わり、登園から降園まではずっとパンツ、途中からはお昼寝時もパンツ、ということになり、また、休日の外出時もオムツは履いているけど出先でトイレに行きたがるので、もう殆どオムツを履いている意味がないくらいだった。ウンチのときはなかなか便意が予告できず、オムツにしていたけど、もうオムツはいらないかな、という感じだった。

しかし、肝心の本人が、オムツを手放さない。「トイレでできるんだしオムツいらないでしょ」と言うと「パンツだとオシッコがじょんじょろびーってなっちゃうでしょ!!!」と言って聞かない。そういえば、もっと小さい頃に、アンパンマンのトレーニングパンツを買ったら必要以上に気に入ってしまい「これをはいて寝る!」と言い張ったので、「これだとオシッコがじょんじょろびーってなっちゃうからオムツにしようね」と言って説得したのだった、過去の説得が裏目に出てしまった。

3歳5ヶ月のとき、3歳児健診があって、身体測定のために子供の服を脱がすんだけど、同じ月齢の子が集まる中で、殆どの子はパンツを履いていた、オムツを履いているのは圧倒的に少数派であった、お母さんはすっかりビビって我が子に「みんなパンツ履いているね、○ちゃんもパンツにすればよかったね」とコソコソ話しかけたけど、本人は特に気にしていないようだった。この話を会社の子持ちの同僚にしたら「みんな専業主婦なんでしょ、こっちは仕事もしてるのにトイレトレーニングなんかやってらんないよ!」と叫んだので、専業主婦とワーキングマザーの溝はなかなか深いな……と思った。

娘の場合、保育園では殆ど完全にトイレに行けているし、外出先でもそうだし、就寝時も殆どオムツを濡らさないし、あとは履いているものをオムツからパンツにかえればそれでオムツ外れ完了ということになるはずだけど、とにかく毎日オムツを履きたがる。「オムツをやめたらおもちゃを買ってあげるよ……」と囁いてもダメ、「もうオムツなくなっちゃったよ」と言っても「あっちの部屋にまだあるでしょー!ホラ!これだよ!」とオムツ在庫があることがバレてしまっておりダメ、かわいいキャラクターもののパンツを買ってきてもダメ、一体どうすればいいのか……と思っていたけど、ある日のお風呂上がりに、オムツ入れにオムツがない!と夫と娘が騒いでいたので「オムツもうなくなっちゃったよー」と言ったら、「そっか、じゃあ、パンツでいいか……」と言ってパンツを履いて、それ以来、パンツが定着したのである。ウンチは失敗することもあるけど、成功することもある。日毎に成功率があがっている。そして「おまるでウンチしたらおもちゃ買ってくれるってお母さんが言ってたんだけど、まだかなあー」と言っているようだ。時期的にちょうどクリスマスとかぶってしまったので、お母さんはいま、苦境に立たされている。


コンビ ベビーレーベル おまるでステップ ( レーベルオレンジ )

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うちで使っているおまる。便座部分は補助便座として使うことができ、また土台部分はトイレの踏み台として使うこともできる。便利だけど、おまるを持ち上げるのに片手で持てないのと、パーツが多いので丸洗いが面倒、というのがデメリット。おまるはおまるで簡便なやつを用意し、補助便座は別に買ってもよかったかもしれない。
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