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読んだ本

ジャージの二人 (集英社文庫)

ジャージの二人 (集英社文庫)

長嶋有は「猛スピードで母は」に続いて、二冊め。そういえば、斎藤美奈子が(いつもいつも斎藤美奈子を引き合いに出してすいません、ほかに書評って読まないし)「猛スピードで母は」を「やたらと車の名前がいっぱい出てくる、乗り物小説」と書いていたけど、「ジャージの二人」を読むと、目に付くのは固有名詞がたくさん出てくるということだ。「ジャージの二人」ではお菓子の名前がいっぱい出てきた、アルフォートとかジャイアントカプリコとか。
長嶋有って最初女の人かと思っていたんだよね、作品を読んだだけでは作者の性別がわからない。この小説もそう。こないだ佐野洋子のエッセイで佐野洋子の知り合いの息子が長嶋有だってことが(暗に)書いてあったから、確かに男の人なんだろうけど、なんというかこういう、食べてるお菓子の名前までいちいち記してしまう、些細なことへの目配りの仕方とか、だらだらおしゃべりする感じとか、女の人っぽいなあと思う。金井美恵子みたいじゃない?基本的に男性作家は女々しい感じの作品を書く人が好きです、小島信夫とかね。

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