ザワタミ

昨日は、東方見聞録の誘いを断って、ザワタミへ。東方見聞録→同期の男子と飲み、ザワタミ→同じ部署の女子と飲み、というのが基本です（同期の男子には「今日は女の子と飲みに行くので、お前らはメンズだけでおっぱいの話でもするといいよ」と伝えました）。
昨日は女子だけで忘年会、うちの部署は女の子ばっかり二十人くらいいる部署なんですけど、いろんな方がいるので正直めんどくさい、特にみんななぜか飲み会を忌み嫌う、という風習があり、だからうちの部署のオフィシャルな飲み会というのは異動があったときの歓迎会と送別会しかない、異動が多いので二、三ヶ月に一度は歓送迎会があるけど、それすらみなさん蛇蝎のごとく嫌がる、いわく「会費が高すぎる」とか。３５００円くらいですけど。その割に普通の大衆的居酒屋だと嫌がる、３５００円の会費を高いというなら和民でも文句言うんじゃねえよ、と思うんですけど、和民なんて絶対ダメ。だから幹事はいつもちょっとこじゃれた居酒屋じゃない飲み屋を見つけ出して女子の会費は３５００円におさえ、足りない分は管理職の上司に負担させるんだけど、こないだはついに上司から「今回の歓送迎会は土間土間で！」という指令が出た、上司だってそりゃ給料は多いだろうけど妻子もあるし別に金持ちじゃないからな。
そういう、女の子ばっかりの部署で、わたしは「みなさんに嫌われないこと」だけを目標に今までやってきました、どの派閥にも属さず、その場にいない人の陰口にも便乗せず、みんなに親切にし、仕事は真面目にやり、休みは過剰にとらず、永世中立国みたいな顔して頑張っておるわけですけど、やっと同じ部署の中にも仲のいい女の子ができてきたので、よかったよかった、正直ゆって３５００円の会費は高すぎるけど和民なんかヤダ、とか言う感性の女の子とは飲みにいけないわけですよ。まあわたしも普通の和民に行きたいかっていうと別に行きたくはないけど、でも３５００円が高いと言って騒いだりはしないよ。
で、昨日はザワタミで追い出されるまで飲み、追い出されたので笑笑で二次会をし、笑笑では酔っ払いだからとナメられたのか会計を過剰請求されそうになり、計算に強い子が伝票を見て「高すぎる！」と気づいたけど、わたしだったら気づかずに払っただろうなあ、と思って、感心しました。
わたしが、隣に座っていたメガネに、わたしの好きなハゲをクリスマスにデートに誘うよ！という決意表明をしていたところ、他の女の子がそれをききつけ、「ネジ子さんのデートの相手は、どういうつながりの人なんですか？お友達とかですか？」という微妙に鋭いツッコミをしてきたので、まさか「隣の部署にいる、あの若ハゲの男子ですよ」というわけにもいかないから、「それは言えない！」と断言しておきました。たぶん勘のいい人なら社内の誰かだっていうことに気づくと思います。
ちなみにうちの会社の女の子はみなさん非常にしばしば「この会社には若くてかっこいい男とかが全然いない！」と嘆いておられるのですが、そんな話をきくたびに、わたしの好きなハゲがイケメンじゃなくてよかった！と思っています。ハゲは誰にも渡しませんよ！