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少ないモノで豊かに暮らしたかった

先週の金曜日、有休とって実家のお父さんとお母さんと一緒に娘をサンリオピューロランドに連れて行きました、そんでその日から実家に二泊したんですけどその間に娘が発熱しゲロを吐き、自宅に戻ってきてからも下痢をしていた、というわけで、休み明けの月曜日である本日は念のために保育園と会社を休んで様子を見ていたんですけど、本人すごい元気なので、なんだかサボったみたいになっちゃったな、と思っていたら、また熱が38度まで上がってきて、保育園行かせなくてよかった、と思っていたら、本人が「びょういんにいきたい......」と言うものだから、まあ胃腸炎だと思うんだけど、普段は胃腸炎くらいじゃ受診しないんだけど、近所の小児科へ連れて行きました、夏風邪がお腹に来たんでしょうね、と言われた。

 

うちの娘はこういう「お腹にくる風邪」というのが非常に多くて、二歳過ぎてからは風邪も発熱もあまりないんだけど、季節を問わず三ヶ月にいっぺんくらいゲロとゲリになっています、自分が子供の頃こんなにゲロ吐いた記憶ないんだけど、普段から離乳食中の赤ん坊みたいなゆるめのウンコをするときが多いし、お腹が弱いのかもしれません。

 

それで三ヶ月ほど前にも、やはりゲロとゲリになったんですけど、このときのゲロがすごくて、20時から翌朝5時まで通算10回くらいゲロを吐き続けたのです、普段だったらせいぜい3回くらい吐いて落ち着くんですが、このときは全然止まらず、娘はずっとぐったりとして眠っているんだけど45分に1回くらいのペースで寝ながら吐くので、さすがにマズイのでは?と思い、小児救急電話相談(#8000)に電話をしました。

 

結局すぐに病院にかかるようなことでもなくて、嘔吐時の水分の与え方(嘔吐後1時間は絶飲食、それ以降はスプーン一杯くらいの水から少しずつ飲ませて、吐かないようなら少しずつ量を増やす)を指導されただけで(眠ったまま吐いてるんですけどそういうときは嘔吐後1時間経ったら起こして水飲ませたほうがいいんですかッ!と聞いたら、寝てるなら起こさなくていい、と言われました)、その後も吐き続けたけど最終的におさまったので、まあよかったんですけど、このときに、ゲロを吐く度にシーツとかパジャマとか替えなきゃいけなかったんですよね。だっていくらまた吐くかもしれないからとはいえ、ゲロのついたままで置いとくわけにはいかないじゃないですか。

 

寝付く前の時点で4回くらい吐いており、お風呂上がりだったのでバスタオルの上とか、着たばかりのパジャマとか、大人用の布団のシーツとかが汚れてしまったので取り替えて、取り替えたらまた吐いて、というのの繰り返しで、眠ってからは子供布団にバスタオルを敷いて、吐いたら替えて、服も替えて、パジャマなんてシーズン中は2着しか用意がないけどサイズアウトしたやつとか、着古したTシャツとかがあったので汚れるたびにとりかえて、吐物を手で洗って流して洗濯乾燥機回して、とりあえず今洗ってる分は翌朝にはまた使えるはず……!という感じで夜通しゲロを洗っていました。ちなみに土曜日だったので翌日も休みだし、夫を先に寝かして、朝になったらバトンタッチする作戦をとりました。

 

このとき痛感したのは、捨てようと思っていた古バスタオル、古タオルケット、古パッドシーツ、薄汚れてサイズアウトしたパジャマ、とっておいてよかったーーーー!!!!!ということです。

とにかく大量の大判の布がなければ、この局面を乗り切ることはできませんでした。

 

 

わたしだって、結婚してから子供が生まれるまでの一年間くらいは、だいぶ「モノを持たない暮らし」みたいな感じだったんです。

 

テレビもないし、炊飯器が壊れたら鍋で米を炊いたし、掃除機が壊れたらシュロ箒で掃除をしていたし、市販のお菓子は買わずに毎週ケーキやクッキーを焼いていたし、手ごねのパンを焼いていました。

お風呂には無添加石鹸を一個置いて、それで頭のてっぺんからつま先まで、ついでに風呂場の掃除までやっていました。台所でも同じ石鹸を使っていました、肌にいい上に安かったので。

 

ところが、子供ができた途端、いろんなモノを買わなきゃいけなくなりました。

特に1歳までの一年間は、時期に応じて「あったほうがいいモノ」が死ぬほどいっぱいある。できるだけ必要最低限に絞っても、結構いろいろなモノが増えて、それなりに便利に使って、時期が過ぎたら不要になっていきました。

バスタオルなんかも、赤ちゃんの頃は何枚もあると便利で、お風呂上がりに体を拭いたり、おくるみとして使ったり、布団やベビーラックの上に敷いたり、タオルケットとして使ったりするんですが、しばしばウンコなどで汚されるので、とにかく枚数がないと困る。

いま娘は3歳で、子供のために特別必要な道具、というのはほとんどなくて、おもちゃと衣服があればいいのですが、服も着替えて5分で水をこぼして全とっかえ、ということも多いので、やっぱりそれなりに量が必要で、サイズアウトした服についても「もし万が下の子が生まれたりしたら……」と思うと捨てられず、大量の子供服が押し入れに溜まってゆき、また使わなくなった赤ちゃん時代のおもちゃなども仕舞っておこうとすると「○○がないよォ!」などとクレームがつくので、家が全く片付かず、シュロ箒でオシャレに掃除をするような余裕はなく、毎日ルンバが部屋のどこかで座礁している、という生活になりましたが、とりあえず今回の娘のゲロは大したことがなさそうでよかったです!

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